テールライトを作ろうと閃いた瞬間

は、実は、NiMh電池の容量をインターネットで見つけた時。
40mAhということで、ピンと来た。自分が作った約400Fの太陽電池のやつは、約160mAh 程度はある。40mAhということは、それよりかなり小さい。ならば、PASでいけるのでは?と思ったわけ。
実験をしてみると点滅なら非常に消費電力が小さいことが分かり、2時間は余裕で点滅が可能であることがわかって、じゃ、これでモノになると思った。
実際問題、一日に使うのは30分も使わない。2時間あれば余裕。かなりずっと天気が悪くても大丈夫。しかも実際問題としては、2時間以上点滅している。明るさは減少するが4時間くらいでもOK。

ただ、なんか不思議に思ったこと。

100円SHOPで売っているサドルライトは、単3電池を4本使う。今時100円SHOPで単3電池4本くらい買える。
消費電力を1mAと考えると、500mAhの乾電池があると、約500時間使える。
1日に1時間使ったとしても、500日。約1年半使える。乾電池自体の自己放電があるから、まぁこの程度以上は難しいかもしれないが、まぁ1年は使える。
すると10年使うと100+100×10=1100円で済む。
一方、購入した太陽電池式のは、1600円だが、充電池が一個300円もする。入手性も考えると、いい仕様のように見えて、実は?な仕様かもしれない。充電池の寿命は500回の充放電程度が目安と言われる。500回といえば、1年半である。(乾電池と同じくらいの期間)
すると、これでは割りが合わないことになる。
もし、充放電深度の関係で1年半以上使えるとして、その3倍、4年半使えるとして、ようやく乾電池と同じコストになる。
と・・・すると・・・。
もちろんいいところもあって、振動を感知して自動点滅開始というところはとてもいい。でも、そのポイントだけのアドバンテージのような気もする。

まぁ、そんなことをつらつら考えると、NiMhでの充電池方式は疑問と思った。少なくても充電式でもいいが、充電池自体の入手性が良いものでないと疑問符がつく。

そういうわけで、PAS方式がいい!と思ったわけである。(自動点滅方式ではないけど)

自動点滅方式は、今後課題として考える事としよう。