驚き3連ちゃん

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/03/27/010.html

砂糖で充電する燃料電池、まずは携帯電話向けから実用化へ

セントルイス大学(Saint Louis University)のShelley Minteer博士は、砂糖で充電できる燃料電池の開発が順調に進められていることを明らかにした。今月25日(米国時間)に開催された米国化学会(ACS: American Chemical Society)の第233回総会で研究が発表された。

Minteer氏が開発する燃料電池は、ジュースから樹液に至るまで、あらゆる糖分を原料にして充電が可能。1回のフル充電で、一般的なリチウムイオン電池と比較して、最高3〜4倍のバッテリ性能を引き出せるという。

http://journal.mycom.co.jp/news/2003/09/08/24.html

砂糖電池を効率化する微生物が発見 - カップ1杯の砂糖で電球を17時間点灯

University of Massachusetts AmherstのDerek R.Lovley教授とSwades Chaudhuri氏は、砂糖などの炭水化物を酸化させることにより長期間の安定した電気生産が行える微生物を発見したと発表した。これによって砂糖などから電気を起こす、いわゆる"砂糖電池"の高効率化を果たすことができると期待される。詳細についてはNature Biotechnologyの10月号に掲載される予定。

砂糖などの炭水化物から電力を引き出そうという試み自体は以前より取り組みが行われており、日本でも松下電器産業などが研究を進めている。

Lovley教授によれば、これまで砂糖を電気に変換する際、10%以下しか変換することができなかったが、新発見の微生物を用いることによってその効率を80%まで高めることができるという。また、これまでの方式では電気を取り出す効率を高めるには毒性のある媒介が必要であったが、新発見の微生物を用いる方式ではこうした媒介を必要としないことも大きなメリットであるとしている。




http://journal.mycom.co.jp/news/2003/10/21/21.html

水を流して携帯電話を充電! 未来の実用化を目指して研究開発中
カナダ・アルバータ大学のDaniel Kwok博士およびLarry Kostiuk博士は、水の流れを利用して発電する新技術を発表した。英物理学研究所(Institute of Physics)の機関誌「Journal of Micromechanics and Microengineering」に、同研究開発の詳細が掲載されている。

きっかけは両博士が交わした何気ない会話だった。水は固体表面を移動すると、イオンの摩擦により固体表面にわずかな電荷を帯びさせるとの説明を、Kwok博士が学生に向かって行うのを聞きながら、ふとKostiuk博士は「まるで電池みたいな話だ」とつぶやいた。それを耳にしたKwok博士は、もしやこれで電気を生み出すこともできるのではと思い立ったという。