サッカーW杯放映効果、電力需要が大型原発2基分増加

http://www2.asahi.com/wcup2006/news/TKY200606130751.html

12日夜のサッカーのワールドカップ(W杯)の日本戦テレビ中継で、全国の電力需要が約280万キロワット増えたことが、東京電力の推計で13日わかった。大型の原子力発電所2基分の出力に相当する。

 テレビをつける世帯の比率が1%増えると電力需要は全国で約15万キロワット増える。民間の視聴率調査から、12日の中継時の比率は平均74.9%で、前年の同時間帯より18.9ポイント高かった。この差をW杯効果として試算すると約280万キロワットの増加になった。